（ネタバレ・画バレ全開なので注意！）
週刊少年ジャンプ 2017年29号[2017年6月19日発売]
運命が今 つながる
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俺の名前は玉梨大地
この春から高校に通うごく普通の高校生である
ある一点を除いては・・・
大地「ごっごめん！！何も見てないから俺・・・！！」
女子「なーんだ無害君か・・・」
女子「いいからそこ閉めて無害君！！」
大地（無視！？）
俺は女子に男扱いされていない
低身長
薄顔
何より人に嫌われたくなくて
当たり障りのない態度を繰り返している内に
ついたアダ名は”無害君”
大地（ちょっと待ってくれよ女子の皆・・・）
大地（高校デビューしくじったー！！）
男子「おーイイね！！」
男子「オレの彼女がお洒落にうるさくてサ～」
大地（くっ・・・リア充め！！ 今現在話せる同級生０／３９人俺除く）
ギシッ
大地「尻！？」
コイツは同じクラスの高峰真麻
俺とは幼稚園からのくされ園で
長きに渡って俺をイジり倒してきた
まさに諸悪の根源である！！
大地「無害君は止めてくれます高峰さん！？」
真麻「我ながら良いネーミングセンスでしょ！？」
コイツは1年にしてバレー部のエース
男子からも女子からも好かれる超リア充だが
俺にとっては日常をぶち壊す天敵なのだ
真麻「どこ行くのよ！！たまには一緒にお昼食べよーよ」
女子「真麻！！密着し過ぎでしょ！？」
真麻「大丈夫だって何しても無害君だから」
大地「その名前で俺の名をよぶなあああ！！」
友達が１人も居なくて
学校では孤独な俺だけど
この画面の中では違う
だがしかし！！
それは世を忍ぶ仮の姿
ひとたびアカウントを切り替えれば
普段 封印している本性をSNS上でぶちまける
”有害君”に変身するのだ！！
有害君のオタクな日記は徐々に反響を呼び
今やフォロワー数３千人を超える人気者なのだ
今やSNSは大地の心の支えとなっていた
ピコッ
大地「ん？フォロワーからDM！？」
くそみそ男「初めましてくそみそ男と申します。」
そしてメッセージを通して似ていることに共感
大地「いいよ！！」
ネット上の友達だからと半ば軽い気持ちでOKしたのだが
同じアニメが好きだったり
ゲームのレベルが同じくらいで協力プレーできたり
聞いてる音楽まで似通ってたり
驚くほどウマが合った
気付くと俺はくそみそ男と何でも話せる親友になっていた
くそみそ男「キミ好きな女の子居るんだ！？」
大地「映画館で見た 皐月菜乃花ちゃんなんだ」
くそみそ男「君はごく普通の高校生になりたいんだっけ」
大地「そうそう！！」
くそみそ男「むりじゃね？」
大地「でもさっ・・・」
くそみそ男「ダメだって決めつけて自分から逃げてるからダメなんだ勇気を出して立ち向かおうよ！！」
日付が変わって
大地「・・・本性出してイジメられるより無害君としてイジられた方がマシだし・・・」
せっかく相談に乗ってもらったのに ごめんな くそみそ男
大地「同じクラスのオタク連中？」
ガチャッ
大地「えっ！？」（女子更衣室で一体何を！？）
真麻「ふにゃ～♡」
カシャシャシャッ
真麻「キャアアア」
オタク「俺達がカメラマンで真麻ちゃんがモデルの撮影会だよ♡」
大地（真麻が 超リア充の真麻を非リアの俺が助けていいものか！？）
真麻「アンタ達・・・こんな事してタダで済むと思ってんの！？」
オタク「撮った写真はSNSですぐに世界中に拡散できちゃうワケ」
ドオンッ ドオンッ ドギャッ
大地「お前ら全員ゲームオーバーだ！！」
真麻「大地・・・！！」
ガンッ ゴンッ
2人を倒す大地
大地「お前等が何で俺を嫌ってたのか今分かったよ・・・安心しな真麻とは本当に何でもねぇ・・・だけどな！！」
大地「大丈夫かよ真麻！？」
真麻「うっ・・・うん平気・・・大地のくせいに・・・」
真麻の意向もありこの一件は警察沙汰にはならなかった
だがしかし事件はSNSで学校中に拡散し
3人が転校した後も口撃は鳴り止まず・・・
くそみそ男「3人相手に勝つだなんて有害君もやるじゃないか！！」
大地「・・・俺本当はあの時さ怖じ気づいて逃げようとしてたんだ・・・」
くそみそ男「！」
大地「だけどお前がくれた言葉のお蔭で思いきって勇気を出せたんだ！！」
１－Bに大地が入ると
大地「そ そうかな」
男子「そんなにカッコ良くはなかったわ・・・」
大地「ちょっ・・・」
真麻「バーカ！」
場面が変わって
それでは本日の試写会
ついにメインキャストの登場です！！
交わるはずのない運命が、今
次号、新連載2回Cカラー大増２５P
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仮想×現実・・・新連載スタートしましたね。くそみそ男というアカウントには笑えました。ちょっとかわったラブコメですね。どんな風に話が展開されていくのでしょうか・・・次も楽しみですね♪
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